さようならピンクコート

架空の人物、ピーター・ピンクコートの日常を綴るブログです。

わかってますよ><

今日は特に最悪な気分の日でした。

仕事はあって、それは別に問題はありませんでしたが、その後は、とても最悪な気分でした。

ただただ、孤独だということ。それが毎日だということ。この先、ここを出なければ永遠につづくということ。

その為にはお金を稼がなければいけない。それだけだ、ということ。

それだけなのに、この場所ではそれはすごく難しいということ。

 

そして、そのような現実の中で、やはり過去のことばかり考えてしまう。

テレビを見て、「サザエさん」を見て、そういえば家族なんてものがあったなあ

なんて考えたり。名古屋で産まれて始めて読んだ漫画は「サザエさん」だったこと。

サザエさん」がずっと好きだったこと。アニメもずっと見ていた。

あの時とは、全く違う気持ちで見ている自分に気づいてしまった。

 

僕には、もう「サザエさん」の世界がほど遠い、非現実的なものになってしまったことが、わかってしまったからです。

家族で卓を囲んで、笑って、みんなでご飯を食べて。

そんなことが、無くなってしまった。別にそれはいいのですが、そういう状況であるということは、やはり哀しいです。

でも、取り戻さなくてもいい。それも本当に感じてしまいました。

 

そして「モヤモヤさまぁ~ず」で、さま~ずとアナウンサーの人が、街をぶらぶらしているだけの番組を見て「なんて楽しそうなんだろう」「うらやましい」なんて考えたり。そんな、普通のことが、今はとても遠く感じています。

なんで僕はこの街でずっと1人なんだろう。誰か僕と仲良くしてくれないのかな。

なんでなんだろう。僕の事を知っている人がいる街に住めないのかな。

なんて、考えたり。

もう縁が切れてしまったひとたちと、一緒に楽しく、鎌倉や湘南に行ったことを思い出したり。寺に入ったり、くず餅を食べたり。海に行ったり。夕陽を見たり。

思い出さなくてもよかった、というような、美しい記憶だけが甦ってきます。

なくしたものは、本当に大きいんだ。

 

そして、NHKEテレの「クラシック音楽館」を観ました。

曲は、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2盤、そしてラヴェルの「優雅で感傷的なワルツ」「ダフニスとクロエ第2組曲」でした。

「ダフニスとクロエ」は僕にとって、とても大事な曲です。吹奏楽で初めて聴いた時に衝撃を覚えて、その後、オーケストラでバレエの全曲盤を聴いたときに、はじめてよりも深い感動を覚えた曲です。

それを聴いたのは、今住んでいるところ、最初に山の中から、引っ越した最初のボロいアパートでした。

あの頃は、本当に僕は頑張っていました。

スコアを買って、勉強をして、自分でも普通では売っていない、沢山の音符の段があるスコアを買って書いたりして。

そんなことを、思い出していたら、NHK交響楽団の名誉指揮者だったパーヴォ・ヤルヴィによる、学生達への指導の場面になりました。

 

僕は、思いました。

なんで自分は指揮者を目指さなかったんだろう。

あんなに頑張っていたのに。スコアも読んで、部室にあった「指揮法」という本も読んだり、ピアノも弾けた。譜面も読めた。各楽器の特徴や運指なども勉強した。

なんで、なんで。自分からそうしなかったのか。誰も奨めてはくれなかった。それは言い訳です。

師にも恵まれなかった。それも言い訳です。

環境にも恵まれなかった。それも、言い訳です。

 

気づかなかった後悔に気づいてしまった。

後悔の上塗りだなんて。

 

なんてみじめなんだろう。

 

僕と同じ中学校だった先輩。同じような環境で育ってきて東京に行ったあの人が、今では立派に結果を残した作曲家として今でも活動している。

それが、全てだと思います。

 

僕はこれ以上、もう選択を誤りたくない。

今はただ、脚の快方を待って、頑張って働いて、お金を手に入れる。

そして自由を手に入れる。お金がなければ自由がない。

蛭子さんも言っていました。人生に必要なのは金と自由。

どちらも今はありません。自由はあるのかもしれない。

だから、金が必要。

全ては、ここから出て、そこからはじまる。

 

そう信じています。

それで終わってもいい。

ここで終わりたくない。

ここで人生を終わりにだけはしたくない。

そういうことを言うたびに、遠のいていくような

 

そういう感じだから、ダメなんですよね。

わかってますよ><