さようならピンクコート

架空の人物、ピーター・ピンクコートの日常を綴るブログです。

可及的速やかに

可及的速やかに

という言葉が僕の中でずっとずっと回っています。

「可及的速やかに」「可及的速やかに」「そうだ可及的速やかに」と常にブツブツ言っています。もちろん、人のいないところでですが、もしかしたら無意識に言っているかももしれない。可及的速やかに。可及的に速やか。

なんでなんだろうって。可及的速やかにに考えてみたけれど可及的速やかにはその理由がわからなくて。可及的速やかに知りたいのに何でだろう。

 

僕の「可及的速やかに」といえば可及的速やかに東京から長野に引戻されたことだった。ほんとうに可及的速やかにそれは執り行われた。

そして可及的速やかに、新しい街への引っ越しが決まった。そして可及的速やかに仕事が決まった。そして可及的速やかに働きはじめた。可及的速やかに、それは進行している。だから、可及的速やかに僕は「治り」はじめている。身体もこころも。身体もこころも。可及的速やかに可及的速やかに。可及的速やかにということは、とてもいいことなんじゃないか。

 

しかし、可及的速やかな速度はとても恐いものなので、このような可及的速やかな状況から逃れたいとも考えている。ああ欲望は果てしなく、現実は悲しく尊い

可及的速やかに全てが終わってしまったら、いっそすっきりするのかもしれない。

いや、そんなことない。可及的速やかに、早く楽しい場所に帰りたいのだから。可及的速やかに可及的速やかに、結局そうなってしまう。

かきゅうてきすみやかに