さようならピンクコート

架空の人物、ピーター・ピンクコートの日常を綴るブログです。

春になって、王達が戦いに出るに及んで

春になった。

昨日は良い天気で暖かった。

そして今日も良い天気で暖かい。

 

青空がとてもきれいだった。

今日もきれいなんだろう。

雲が少なくて、太陽がまぶしい。

その強いひざしは、残っていた雪さえも溶かしてしまうに違いない。

新しい芽吹きをもたらして、生命を繋ぐ源となるのだろう。

 

僕はその太陽の光を浴びた。

しかし、僕はこわくなった。

自分のこころが、太陽によって溶かされなかったことがわかってしまったから。

太陽がでて、春が来たら自分の心の中の氷が溶けて、無くなるのだろう。

そう思っていた。

 

そうではなかった。

強い日差しに目を向けると、あるものが目の中を泳ぎはじめる。

そんな目をもつ自分のこころが融けることなんてないのかもしれない。

 

今日も哀しい青空が、広がっている。

旅行先で見た美しい青空と変わらないはずなのに、なんでこんなに悲しいのだろう。

 

明日も暖かい天気になって、晴れて太陽が出ればいい。

僕もその方が、ほんとうは気がらく、気がらくになりたいから。